兄弟
なにやら世間ではボクシングの世界戦の試合内容でにぎわっていますね。
私はど?も格闘技が苦手でして・・・。
内容は見ておりません。
どちらがどうと甲乙をつけたり良い悪いを語るつもりは無い
と先に言っておきましょう。
謝罪会見を昨夜テレビで拝見しました。
本人は小さくなって頭を丸めていました。
私は思いました。
18歳の頃何に夢中になっていたんだろう?
あれほど家族一丸となって貫く、そんな姿勢を私はその頃
家族と持っていただろうか?
ふと宮沢賢治の[ひかりの素足]を思いだしました。
兄弟が冬山で迷ってしまい、生死のはざまで夢を観、
神からの助けが来た時は村人に助けられ、すでに弟は
兄の胸の中で息絶えていた。
悲しい物語ですが、若年期にそれほど兄弟愛を持ち、家族のため
と山を越えていく事が出来るでしょうか。
私は両者共、守る家族がありルールの囲いの中でスピリットをぶつけ合う。
だから世間は良い試合ではなかった事を残念がるのでしょう。
前置きしたように渦中の話は別として、私はその頃の自分を照らし合わせると
彼等は、うらやましい程の目標への信念を家族と共に歩んでいますね。
当然防衛したチャンピオンは、それはそれで壮絶な経歴の持ち主
のようです。
両者共にすばらしい家族や仲間に守られ、誰以上に夢に人生を費やし
ハッキリと前進する。
素敵ですね♪
そんな素敵な人生を送りたいですね♪
宮沢賢治が出たついでに、有名な詩で[雨にも負けず]がありますが
私がハッキリと覚えている小学生のころから好きな詩です。
この歳になってあの詩の解釈が変わってきています。
現場の前を子供等が帰っていきます。
この中になんの変哲も無い風景なのに私と挨拶をした事を
人生のキッカケにする子が一人でもいると思うとうれしく思います。
がんばれ!未来のファイター!!