荒行
先日、比叡で9日間、不眠不休飲まず食わずの荒行に入った僧侶が
荒行を達成し10万回の真言を唱えきりお堂から出てきたそうです。
僧侶は生身の不動明王となるんだそうです。
不動明王とは大日如来に仕えた明王の一人で、厄除け開運の御利益が
あるとされています。
私はその荒行の光景を知りませんが、なぜか寂寞たる空気が流れている
勝手な想像をしてしまいますね。
あの、人の気配の無い、家具も何も無くなったガラーンとした、
リフォームされようとする家やリフォームの最中の家に一人で居る時
とっても寂寞感を感じます。
人が居たんだと思うとどこか幻聴さえ聞こえてきそうです。
オーナーと共に歩んできた家は、今まさに新たなオーナーによって
孤独な荒行から開放されて人を守る明王となるのでしょうね。
店舗も住宅もリフォームするのは叶えたい人の思いがあるから。
当然の事ですが、家(建築物)は寛大に受け入れ人と共に
過ごす事を望んでいるんでしょうね。
そうなると、私達は、さじづめ僧侶のお役目でもあるんでしょうね。
さあ、新たな明王に誕生して戴く為に!
今日もお経を作りましょ♪
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